覚えるだけの勉強をやめれば劇的に頭がよくなる
覚えるだけの勉強をやめれば劇的に頭がよくなる 小川仁志著 PHP新書
を読んだので感想を。
勉強というと、小中学校の詰め込み型の勉強を想像しがちだが、社会人の勉強とは、思考とアウトプットにある。
多忙な社会人でも身になる勉強方法を示している。
以下、取り入れたい部分を抜粋した。
・思考の方法は、5段階から成る。
1.疑う 2.削ぎ落とす 3.否定的に考える 4.根源的に考える 5.まとめる
特に5のまとめる、つまりアウトプットが大切である。
これらができていれば、深い考えを持つことができる。
・忙しいときの勉強というのは、隙間時間の有効活用にある。
また、スケジュールというのは上手くいかないものなので、調整して遅れを取り戻す。調整の方法は優先順位の低いものを後にすることで調整する。
・情報整理は時間をかけるポイントではない。資料として切り取れるものはその場で切り取るなど、手軽に収集する。
・情報収集に有効な方法として、あえて興味のない分野の本を読んでみる。
・物を記憶するには、繰り返しとインパクトが大切。
例えば、覚える内容を紙に書いて貼っておき、繰り返し見る。
また、語呂合わせにしてインパクトのある覚え方をするなど。
・思考というのは多読から生まれる。
多読のコツとしては、
今日読む本を決め、自分に有用な部分のみ読む。
あえて嫌いな分野の本を取り入れる。
入門書から読み始める。
基本的な内容が多かったように思うが、それができている人がどれだけいるのだろう。
多読については、可能な限りやっていこうと思う。
仕事で忙しく、ヘトヘトになるため、平日は勉強なんてしていられないと思っていたが、やらないと始まらないし、ますます負の連鎖に陥る気がする。
少しずつ進んでいこう。