離人症

このGW、テレビにて、家族でイベントに出かけているという特集をよく見かけた。

たまの連休、お父さんは運転に荷物持ちに子どもの面倒に奥さんの愚痴聞きと、大忙しで自分の休息なんて出来ないだろう。

 

自分には全く異次元の映像として見ていた。

 

というのも、自分が家族を持つ、つまり所帯を持つということがあまり想像できない。

 

その前に、誰かと一緒に3日間以上過ごす、ということがまず想像できない。

 

この離人症のような感覚を変えないと、所帯を持つのは無理なように思う。

 

離人症とは、自分の外の世界や自分自身に対する実感が薄れてしまう症状のことをいう。

自分が自己の体から一体性を失って体験されるような症状がある。それは、たとえば現実感がないといった抽象的な感覚から、自分が自分の体から離れて自分を見ているような体験まで幅がある。

具体的には、自我意識に関する訴えとして、 自分が存在する実感がない、自分が見知らぬ人間であるように感じる、自分が生きている感じがしない、など。

 

離人症ではないと思うけれど、一人が楽。

他人と一緒にいると常に気を遣っていないといけない気がして、休まらない。

家族からの頼まれごとでさえ、自分の時間が減るとなるとイライラしてしまう。

 

何事も基礎ができていないと応用はできない。

 

家族に優しくできなければ、恋人にも優しくできない。

 

 友達と一緒に楽しめなければ、恋人とも楽しく過ごせない。

 

職場の女の人と普通に会話ができなければ、恋人とも普通に会話ができない。

 

慣れていかないと、変えていかないといけないと思うけれど、我慢するのはなんだか違うような。

 

長い年月一緒にいる人というのは、その辺りを我慢しなくてもいい人であるべきで。

でも、そんな人は滅多にいるものじゃない。

 

具体的には、こちらにあまり干渉せず、自己完結できる人。かなりの度量(性格、時間の余裕)があってすべて許してくれる人。

 

干渉しないなんて、そんなの結婚とは言わないような。。

 

なんだか自分が異常者みたいに思えてきた。