討論の要点
討論に弱い。
変な返ししかできない。余分なことを言ってしまう。
討論の要点になるのではというものを書いてみる。
基本的には考えてみただけなので信頼できるものかは分からないが。
討論は攻めと守りがあると思う。
単純に言うと、
攻め(オフェンス)は相手の矛盾点や薄いところを突く。
守り(ディフェンス)は相手の攻めに対してボロが出ないように回答する。
基本的にはオフェンスの方が強い。それは、どんな点を突いてもいいから。
ディフェンスはありとあらゆる質問に準備なんてできない。
では、オフェンスとディフェンスはどうやれば上手くいくのか。
オフェンスについては、ミクロ(細かい)なところを突く。
細かい点ほど、相手がしっかり把握していない可能性が高いと思う。突くならそういう点である。
または、根本の考え方を突くと、相手の主張そのものを土台から否定することになり、ダメージが大きい。
ディフェンスについては、細かく突いてくるオフェンスに対してなんとか免れないといけない。
オフェンスと同じ土台(ミクロ:細かい視点)に乗ってはいけない。まともに受けてはならない。
マクロ(大局的)な視点で回答することだ。
悪く言えば丁寧に答えないようにする。程よく適当なちょっとぼやっとしたものを答える。
概要や方針、一般論とか道徳論のようなものを主張して、細かいことまで言わない。
細かいことを言えばそこからドツボにはまる。
また、オフェンスとディフェンスの方法には、感情型と理詰め型がある。
感情的に主張することもできるし、理詰めで主張もできる。
オフェンスの場合、相手が感情的に反論するのであれば、理詰めで質問すれば、相手のペースを崩せるかもしれない。
その逆もしかりで、
ディフェンスの場合、相手のタイプに合わせないようにすれば、追求を免れやすくなるとも言える。
例えば、
オフェンス:「ここはこの基準でやるべきではないですかが?問題なのではないですか?(理詰め型)」
ディフェンス「そこは現場としてできるだけやっています!これ以上やれというんですか!?あなたの指示でどれだけ業務量が増えてると思っているんですか!?そもそも必要な基準なんですか!?(感情型)」
というようなやり取りは珍しくないと思う。
とことんまで型を突き通さないと相手に呑まれてしまう。
あとは、笑いを含めるとスムーズにいきやすくする。
相手の理詰めに対し、お茶を濁す。激しくなっている相手の感情を安らげる。
話し合いの合間にジョークなんてそうめったに出せるわけがないが、、、。
常日頃 なされているやり取りには高度な駆け引きがあることを改めて思った。
みなが自然にやっていることに驚くばかりである。