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パーソナリティ障害

岡田尊司 著 パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか PHP新書 出版 を読んだので感想を。

 
パーソナリティ障害とは、
人格障害のことで、
各個人の生きづらさの背後にあるものです。
 
その種類は、
回避性、依存性、強迫性、妄想性、ジゾイド、失調性、演技性、自己愛性、境界性、反社会性
と多岐に渡ります。
 
巻末に自分の障害を特定するシートがあります。
 
私は、演技性と反社会性以外のすべてに適合していました。。
 
なんてハイブリッドな。。
 
本書中の各障害の詳細を読んでいくと、どうも
回避性と自己愛性が強いのではないかと。
 
回避性障害は、失敗や傷つくことを極度に恐れるという傾向があります。
 
社会が苦痛に満ちていて、
嫌な思いをするくらいなら
何もしない方がいいという考え方をします。
 
頑張らせすぎた子、偉くて立派な父親がいる子にも多いという。
 
頑張っても超えられない、
努力しても報われないんだという
トラウマめいた経験がそうさせます。
 
克服するには、回避行動をやめるため、
休息を取ること、失敗しても帰ってこれる安心できる居場所をつくること
を挙げています。
 
前に読んだ愛着障害にも通ずることが書いてあり、納得です。
 
回避性障害は、すぐには回復しないとありました。
 
長期化するようであれば、新しい風を取り込みながら、
本人の意思に任せて動き出すのを待つのがよいと。
 
自分の心に問いかけて、積極的に欲求を引き出していくことが大事ですね。
 
 
 
自己愛性障害は、自分を特別扱いしてほしい、賞賛されたいという気持ちが強く、
横柄な態度を取り、自分に向けられた批判に対して激しく反応します。
 
また、現実と理想のギャップがあるため、
社会生活に不適応であることが多いです。
 
克服するには、他人の意見を意識的に取り込むことが大事です。
 
また、良き理解者をパートナーにすること。
 
変わらぬ愛情を持つ保護者的人物を持つことで、
自己愛性障害を持つ人の
現実生活での足元の覚束なさや、内面の不安定さ、傷つきやすさ、依存心の強さを受け止め補ってくれるのです。
 
ここでも、愛着基地の必要性を感じられました。
 
 
今回、改めて愛着障害の克服の必要性を思うこととなりました。
 
愛着基地をつくること。
これが一番の命題ですね。
 
どういった人が愛着基地となりえるのか、
今度具体的に考えたいと思います。
 

 

境界性パーソナリティ障害 (幻冬舎新書)

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