対人関係
対人関係を可能であれば避けてきた人生だと思う。
深入りしないというか、関わらないように、自然と人と会うことを避けていた。
それは、自分のことを嫌われたくないから。
変に思われるくらいなら、関わらないほうがいい。
もともと感情を表に出さないし、表情も乏しい。何を考えているのか分からないと言われることもある。
積極的に人と関わらないようにするから、なおのこと考えは分からなくなるだろう。
自分でも、自分はどうしたいのか、何のためにこんな苦しい思いをしてまで生きているのか、分からなくなる。
ここ数年、会社の上司と晩御飯を食べることが多い。
いろんな話をするけれど、ときどき、自分の発言や思考に驚くことがある。
自分は、こんな風に思っていたんだ、こんな反応をするんだ、こんな価値観を持っていたんだ、と。
人と関わることで、自分のことがわかる。
相手がいるから自分がある。
人と接するのも自分を見つめるいい機会なのかもしれない。
自分の味方になってくれる人と会話を多くできたらと思う。
そうすれば、今まで曖昧だった、自分の好きなこと、嫌いなこと、価値観が浮かび上がってくるのではないか。。
気づくのが遅くて手遅れかもしれないが。。