自分を持つとは
この前、線が細い、と言われた。
線が細いとはどういう意味か。
辞書には、
性格が弱々しい。繊細である。
とあった。
もう少し調べると、
「線の細い人」の具体的な特徴は、
「人間的な大きさが感じられない」、
「お人よしで、自分の主張をしっかり通せない」、
「困難にあったらすぐへなへなと心が折れる、挫折する」
といったところらしい。
自分の意見を主張しないからそう見えるのか。
普段から無口だからということもあるのか。
でも、あまり喋らなくても雰囲気のある人はいる。
あと、自分を持つことの必要性を必死に説かれた。
大事な場面では思ったことを曲げないことが大切だ、
ということらしい。
確かに思い当たる節はある。
もともとの性格が大きいし、会話の技術がないことも関係していると思う。
自分を持つとは、いったいなんだろう。
この自分は自分でないのか。
本当の自分ではないのか。
悩む自分も含めて自分ではないのか。
言えないことがある自分も自分なのではないか。
普通の会話が出来ない自分ではいけないのか。
普通とは何なのか。
普通になりたいが、方法がいまいち分からない。。