うつヌケ
うつヌケ関係の本に、いまさらながら影響を受けました。
自分はうつ病ではないと思うけれど、精神状態が良くないときがあったので、参考に読んでみた。
田中圭一さんの「うつヌケ」
ついでに、藤川徳美さんの「うつ消しごはん」
を読みました。
うつになる原因はというと、必ず諸悪の根源があって、薬を飲んだり、コミュニケーション方法を変えたり、、、そんなことをしても小手先の対応に過ぎない。
そもそもの原因である、職場や家庭の人間関係、仕事の内容、生活環境、思考のパターン(根源はこれらの中にあるのが大半)を変えないと治らない。
なぜ人はうつになるのか。
自分を嫌いになるから。自分を大切にできないのに他人を大切にできない。
うつになってしまったらどうすればよいか。
うつの本質を見て、仕事のプレッシャーが原因なら、思い切って休んでみる。転職してみる。
達成感を得られるもの、自分を必要としてくれるものなら、仕事が原因ではないから仕事のやり方などを変えてみる。小さな達成感を積み重ねていくようなやり方を。
自分を肯定してくれるものに近づくこと。
うつは治っても再び戻ってくる。日記やデータを取っておき、規則性を見出すと対処しやすくなる。
対処法として、食生活を全く変えてみる方法もある。
例えば、宮島賢也さんは「ナチュラル・ハイジーン」を取り入れている。
・1日を3つのサイクルに分けて考える(朝4時から12時は「排泄」、12時から20時は「摂取」、20時から4時は「吸収」)つまり、朝ご飯は極力軽くし、昼と夜でエネルギーを取る。
・朝食は果物だけ。
・昼と夜は野菜中心。
・間食もOK(バナナなどの果物、サラダ、木の実)
・午後8時以降は食べない。
・でんぷん食品と動物性食品を同時に食べない。
・取り入れないもの:タバコ、アルコール、カフェイン、薬、過剰なたんぱく質、赤身の肉類、過剰な塩分、加工食品と砂糖
一方で、藤川徳美さんは、たんぱく質と鉄分が不足することでうつになりやすくなるため、高たんぱく低糖質食を推奨している。また、プロテインや鉄分錠剤、ビタミン剤を取ることで食事で取れない栄養を補完するというもの。
自分は、朝食を少なくし、糖質を減らした食事にしている。(お菓子類は全く食べなくなった。白米は半分の量、意識的にたんぱく質を含めておかずを多めに食べる)
まだ結論は出ていないが、朝食を少なめにすると午前中に眠くなりにくく、仕事に良い影響が出ているように思う。
たんぱく質を多めにしても特に変化は感じていない。もう少し多めに継続的に取らないといけないか。。
それでも変化が出ないならば、今度は「ナチュラル・ハイジーン」を意識してみよう。
自分の「うつ」を治した精神科医の方法 (KAWADE夢新書)
- 作者: 宮島賢也
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