遅熟
自分は精神面で「大人になる」のが遅いと感じる。
親に守られすぎて、ぬくぬくの中で育ったから、早熟する必要がなかった。
「自分で考える」という習慣がなかった。
社会人になって、否が応でも他人と比較し、自分の不甲斐なさに愕然とした。
新聞が読めず、一般教養がない。
地方都市の地名や地理、名所、名産などに疎い。
人間関係のあしらい方が下手。
同年代の人との会話でも続かない。
恋愛を避ける傾向がある。
…世間知らずの暗い奴。
最近、晩婚化がいっそう進んでいるとどこかのニュースで聞いた。
この社会の構造が、遅熟を後押ししているのではないか。
と、ある程度は社会のせいにしておく。
遅熟だと今後どうなるか。
↓
会話のネタが少なく、話せない人とは本当に話が弾まないため悩む。
仕事で周りの人からの期待値と自分の中の現実との乖離に苦しむ。
職場での人間関係、特に部下や後輩との関係が上手くいかず悩む。
周りの同年代との温度差が埋まっていくまで、会話は苦痛であり、そのズレに苦しむ。
結婚したいと思ったときにはある程度の年齢になってしまい、選択肢が狭まる。
・・・
この事態を早くなんとかしたい。
やはり経験値不足が問題ではないか。
そこで、
親や他人に頼らずに、いろいろなことをやってみる、行ってみる。
料理、スポーツ、旅行…
いろいろな人と話す。
自分の頭で問題解決のために考える。
自分の意見を持つ、しっかり伝える、実行に移す。
今は種を蒔くとき。