知能検査
発達障害の専門機関を受診した際に、「IQテストをしてみては。」という流れになり、12月に140分間のIQテストを行った。
ひたすらパズルや単語の意味の説明や、数の暗記などを行った。2000円で受けることができた。WAIS‐Ⅲというやつ。
そして、このまえ結果を聞きに行った。
結果としては、下の表のとおりであった。
IQとしては122あり、動作性IQが126、言語性IQが116だそうだ。そのほかにもVCやPO、WM、PSなどの項目がある。
100が平均値らしい。
発達障害かどうかはこれらのバランスであり、極端に偏りがある人が発達障害らしい。
ひとつの目安として動作性IQと言語性IQの間が15以上離れると発達障害の診断がおりやすいそうだ。
そういう意味でも発達障害ではないらしい。
ただ、WM(ワーキングメモリ)が他の値に比べて低い。
注意を持続させ、聞いた情報を一時的に記憶し、活用、処理する力の強さが他に比べて低いということ。
結果のコメントには、「新しいことを覚える際には単一的な知識は蓄えにくい傾向にある。一方、知識や体験と結びつけることで理解を深める力は長けている。例えば、語呂合わせで覚えるよりも論理的に解釈することを心掛けるとよい」とあった。
また、「複数話したいことがあるとまとまらなかったり、一度に多くのことを問いかけられると頭の処理が追い付かなくなったりする傾向にある。話をするときは話の流れや順序を示す資料を作る、話を聞くときはメモを取るなど意識するとよい。視覚的な補助を活用することで、会話がスムーズになり、伝えやすくなる。」というコメントもあった。
かなり自分のことを言い当てられている気持がする。
140分の簡単なテストなので、あくまで目安のひとつではあるが、
ひとつ、自分というものが理解できた気がした。
ワーキングメモリの向上と、低い場合の仕事術。
次の課題はこれだと思った。
あと、自分の強みを見つけたいと最近感じるので、「クリフトンストレングス」というものも受けてみたいと思っている。
糖質制限
一時期、糖質制限を行っていた。
あわせてビタミンサプリ、鉄分錠剤の摂取もしていた。
また、カフェインの制限も。
その感想を。
食事はご飯やパンを極力減らし(ゼロにはしていない)、肉や納豆などのたんぱく質をなるべく取るようにしていた。
たとえば外食の際には、ご飯抜きで注文したり、低糖の製品にしていた。
結論として、糖質制限は「効果が感じられなかった。」
ご飯を食べないということで、感覚が冴えたりということは感じられなかった。
いい日もあれば悪い日もある。
それは何を食べたかに依らないように思う。
次にビタミンや鉄分のサプリ。
これも「効果が感じられなかった。」
栄養が足りてないわけではないから、サプリで取ってもそんなに影響が出てこないのかと思う。
逆に、サプリを飲んだ後、気持ち悪くなってしまって、飲むメリットが感じられなかった。
次にカフェインの制限。
これも「効果が感じられなかった。」
カフェインを取ったからといって頭が冴えるわけでもなし、やめたからといって特に感覚に変化はなかった。
ただ、睡眠には確実に影響しているそうなので、午後3時以降はカフェイン摂取は控えたいと思う。
この経験で副次的に効果があったなと思うのが、食事量の制限である。
糖質を抜くのだから、ご飯やパンなどの主食が減る。
そうすると、食事量が減る。自分は朝が一番減って、昼も少し減った。
特に朝の食事量を減らすことで、午前中の眠気が減り、集中力が増したように思う。
昼からも、午前中ほどではないが、同様の効果が感じられた。
ということで、自分の場合に限った感想だったが、他の方にとってはどうなのかは分からない。
いまだに糖質制限については賛否両論あって、平行線のように思う。
自分は、食事量のコントロールと、カフェインの制限を続けていこうと思う。
発達障害チェック
先日、発達障害の専門機関を受診した。
予約をしたときに、幼稚園とか小中学校の成績表を持ってきて欲しいと言われた。
持参して、問診、面談を受けた。
医師からは、「発達障害の方は対話の中でも特徴が出るが、そういう印象はないし、成績表を見ても、落ち着いていて、忘れ物をしない、遅刻もなくということで、発達障害ではないように思う。」とのこと。
また、「ただ、議論が不得意というような知りたいことを明らかにするには、発達障害チェックではなく、IQテストをしてみては。」ということなので、予約した。
IQには、言語IQとか記憶IQとかいろいろな種類があるらしく、歪な人もいるみたい。(スティーブ・ジョブズとか)
うーむ、なんか「ただ、こだわりの強い、頭の悪いやつ」ってなりそうだ。。
この行きづらさはどうすればいいのか。。
発達障害のチェック
発達障害チェックというものをやってみた。
注意欠如多動性障害(ADHD)
・物事を行うにあたって、難所は乗り越えたのに詰めが甘くて仕上げるのが困難だったことがよくある
→YES
・計画性を要する作業を行う際に、作業を順序立てるのが困難だったことがよくある
→YES
・約束や、しなければならない用事を忘れたことがよくある
→NO
・じっくり考える必要のある課題に取り掛かるのを避けたり、遅らせたりすることがよくある
→YES
・長時間座っていなければならないときに、手足をそわそわと動かしたり、もぞもぞしたりすることがよくある
→YES
・まるで何かに駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることがよくある
→YES
・つまらない、あるいは難しい仕事をする際に、不注意な間違いをすることがよくある
→YES
・直接話しかけられているにもかかわらず、話に注意を払うことが困難なことがよくある
→YES
・家や職場に物を置き忘れたり、物をどこに置いたかわからなくなって探すのに苦労したことがよくある
→NO(たまにある)
・外からの刺激や雑音で気が散ってしまうことがよくある
→NO(たまにある)
当てはまる数・・・7/10
アスペルガー症候群(ASD)
・何かをするときは一人でやるほうがいい
→YES
・同じやり方を何度も繰り返し用いることが好き
→YES
・何かを想像するとき、イメージを簡単に思い浮かべることができる
→NO
・自分では丁寧に話したつもりでも、話し方が失礼だと周囲の人に言われることがある
→NO
・他のことが全く気にならなくなるくらい、何かに没頭してしまうことがある
→NO
・他の人が気がつかないような小さな物音に気がつくことがある
→NO
・車のナンバーや時刻表の数字など、特に意味のない情報に注目することがある
→NO
・相手の顔を見てもその人が考えていることや感じていることがわからない
→NO
・あることを、他の人がどのように感じるかを想像するのが苦手
→YES
・他の人の考え(意図)を理解することは苦手
→YES
当てはまる数・・・4/10
半分以上あてはまると、それぞれアスペルガー症候群、ADHDの疑いがあると言われる。
しかし、発達障害とは、0か100ではなく、グレーゾーンがあるので、生活環境や人間関係などで症状が強く出る場合もあれば、不自由がないまま過ごせる場合もある。
誰でも大小なにかしら持ちうる要素だということらしい。
困っている点としては、
・本や書類の文字が頭に入らず、何度も何度も読み返さないといけない。(読める時(集中力?)の波がある。しっかり読み取ろうと意識を集中しないといけない。)
・人の名前を覚えるのが苦手
・何かを聞いて、その話を誰かに説明するのが苦手(聞いた話を頭の中で理解し、再度組み立て、要点を話すことが苦手。何か抜ける。要点がずれるらしい。)
・雑談が苦手。
・人の話の途中で聞きたくなくなる。結論を勝手に推察して決め、それ以降頭に入ってこない。
・何かの作業のやり方を途中で変えさせられるのが非常に嫌。やり直しさせられるのが非常に嫌。その日のやる気が全くなくなる。
・興味を持っていないものには取り掛かれない。やる気が出るのに非常に時間がかかる。
・他人に興味が湧かず、自分のことにだけ興味がある。
・人と一緒にいるよりも一人でいるほうが楽。(しかし心を許せる誰かと一緒にいたり、本音で話をしたりしたい)
・出てきた案件はすぐに片づけたい。溜まっている状態が嫌。
・脳の中がクリアにならない。(もやがかかったような状態。)
・短期記憶が弱い(さっき言われたことなのに、他の人より抜けている)
・たまにイライラが収まらない。
・仕事への慣れ、精神的な成熟度(対人関係、恋愛など)が一般的な人より年単位で遅い。
・やめられなくなるものがある。やめどきが作れない。(テレビ、動画)
・親しい人(親)に厳しく当たることがある。
・昼間に、堪え難い眠気があることがある。
専門機関が近くにあるみたいなので、診断してもらおうと思うが、「ただの
こだわりの強いやつ」で済んだら、それはとてもいいことなのだが、この生きづらさはどこから来るのか悩みが深くなりそうだ。
注意欠陥多動性障害:ADHD
自分は愛着障害なのでは、というふとした気づきから、このブログは始まっている。
最近、愛着障害という感覚が薄れてきている。
それは、現状が何も打開されないことから、そう感じるのかもしれない。
何かが変わるのかもという期待感から愛着障害だと信じたのかもしれない。
これも最近気づいたのだが、自分はADHDなのではと思っている。
(これも、何か変わるのではという期待感とか、何かにすがりたい気持ちからくるものかもしれないが)
今までブログにも書いてきた内容があてはまる。
・仕事への慣れ、精神的な成熟、恋愛、、、いろいろな面で覚える、慣れるのに時間がかかる。(一般の人と比べると何年単位で遅い)
・脳の中がクリアにならない。
・興味のあるなしがはっきりしている。
・仕事に取り掛かるのが遅い(集中力に波がある)
・会話が下手(短期記憶が弱い、苦手)
・相手の話の終わりを待っていられない。長い話が苦手。
・たまにイライラがおさまらない。
・基本的にそわそわして動かないと気が落ち着かない。
一方で、約束は守れるし、部屋は片づけられる。貧乏ゆすりとかが癖になるまでではない。
ADHDにも個人差があり、多動性や衝動性が控えめで、不注意が強く出る人もいるかもしれない。
人というのは、正体不明のものを嫌い、はっきりさせたがる。
自分とは何者なのか、なにかに分類したがる。
愛着障害、地頭力、コミュニケーション力、、、よく聞くが、いまいちどんな力なのかわからないものばかり。
正式な症名で分かったほうがいいに決まっている。
どう対応すればいいのか、まだ方針が立てられるから。
コミュニケーション力がないと言われても、一体具体的にいつまでに何をどうすればいいのか、悩ましい。
一度、診てもらったほうがいいのかもしれない。
うつヌケ
うつヌケ関係の本に、いまさらながら影響を受けました。
自分はうつ病ではないと思うけれど、精神状態が良くないときがあったので、参考に読んでみた。
田中圭一さんの「うつヌケ」
ついでに、藤川徳美さんの「うつ消しごはん」
を読みました。
うつになる原因はというと、必ず諸悪の根源があって、薬を飲んだり、コミュニケーション方法を変えたり、、、そんなことをしても小手先の対応に過ぎない。
そもそもの原因である、職場や家庭の人間関係、仕事の内容、生活環境、思考のパターン(根源はこれらの中にあるのが大半)を変えないと治らない。
なぜ人はうつになるのか。
自分を嫌いになるから。自分を大切にできないのに他人を大切にできない。
うつになってしまったらどうすればよいか。
うつの本質を見て、仕事のプレッシャーが原因なら、思い切って休んでみる。転職してみる。
達成感を得られるもの、自分を必要としてくれるものなら、仕事が原因ではないから仕事のやり方などを変えてみる。小さな達成感を積み重ねていくようなやり方を。
自分を肯定してくれるものに近づくこと。
うつは治っても再び戻ってくる。日記やデータを取っておき、規則性を見出すと対処しやすくなる。
対処法として、食生活を全く変えてみる方法もある。
例えば、宮島賢也さんは「ナチュラル・ハイジーン」を取り入れている。
・1日を3つのサイクルに分けて考える(朝4時から12時は「排泄」、12時から20時は「摂取」、20時から4時は「吸収」)つまり、朝ご飯は極力軽くし、昼と夜でエネルギーを取る。
・朝食は果物だけ。
・昼と夜は野菜中心。
・間食もOK(バナナなどの果物、サラダ、木の実)
・午後8時以降は食べない。
・でんぷん食品と動物性食品を同時に食べない。
・取り入れないもの:タバコ、アルコール、カフェイン、薬、過剰なたんぱく質、赤身の肉類、過剰な塩分、加工食品と砂糖
一方で、藤川徳美さんは、たんぱく質と鉄分が不足することでうつになりやすくなるため、高たんぱく低糖質食を推奨している。また、プロテインや鉄分錠剤、ビタミン剤を取ることで食事で取れない栄養を補完するというもの。
自分は、朝食を少なくし、糖質を減らした食事にしている。(お菓子類は全く食べなくなった。白米は半分の量、意識的にたんぱく質を含めておかずを多めに食べる)
まだ結論は出ていないが、朝食を少なめにすると午前中に眠くなりにくく、仕事に良い影響が出ているように思う。
たんぱく質を多めにしても特に変化は感じていない。もう少し多めに継続的に取らないといけないか。。
それでも変化が出ないならば、今度は「ナチュラル・ハイジーン」を意識してみよう。
自分の「うつ」を治した精神科医の方法 (KAWADE夢新書)
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